看点：自分を偽ることで得た成功と葛藤の物語。 就職活動で次々と不採用の連続に悩む大学4年生の少女には、幼馴染みであり、同じ学校を卒業し、現在も近くに住む親友がいる。しかし、その親友はいつも周囲の注目を集め、正論を振る舞い、さまざまな困難も巧みに切り抜ける存在だ。彼女の存在は、親友にとってまるでまぶしいスポットライトのよう。そんな親友になりすまして、就職試験に挑んだらどうなるか。彼女は「こんな自分ならいいのに」と願いを込めて、親友の個性を模倣しエントリーシートを提出。結果、見事に選考を通過してしまう。後ろめたさを抱きながらも、次々と面接に臨み続ける。 時が流れ、3年後、成功を手にした彼女は、大手企業でバリバリと活躍している。しかし、ある日、エントリーシートを盗んだ親友と街で偶然再会し……